法人案内

初代理事長　森田信行と二代目理事長　森田知子が、昭和41年に「子ども達は、自然の中で育つもの」との思いで始めた無認可の保育所から50年。祖父　浅治郎の全面的な支援により実現するが、運営はなかなか厳しく、朝の早番は祖父がカギを開けて、子ども達を受け入れてくれていました。そして、さつま芋やジャガイモを作っては、子ども達に芋ほりをさせてくれたり、イチゴ狩りをさせてくれたりと自身が出来ることは、一生懸命に授けてくれました。
保母さんが不足する中、徳島の「阿波踊り」に大阪府社会福祉協議会保育部会で連を出して、大阪に来て下さいと訴えた時もありました。そんな時に職員寮を作るも数が足りずに、家の離れにも職員が住んでいた時代もあり、職員も本当の家族のようでした。
また、高齢者福祉の特別養護老人ホームを創る時も日本の家は瓦が当然と「屋根を瓦ぶきにして欲しい」と、外観は瓦に拘りました。

こうした中、平成12年の介護保険導入により高齢者福祉が大きな変革の時を迎え、当法人もデｲサービス事業や訪問介護事業等の増築を行い、在宅事業の強化を進めてきました。そして平成14年から10年程の間に保育園全てを増改築し、これからの未来を見据えた保育園への転換を図りました。こうした中、平成27年4月1日より「子ども・子育て支援新制度」が始まるに併せて、花園保育園、若江保育園、泉北花園保育園を幼保連携型認定こども園へ移行し、花園第二保育園を夜間保育所から未満児保育所へ移行しました。平成29年度に50周年を迎えるに当たり、「保育園」から「こども園」へ名称変更致しました。

このような大きな変化の中、創立の思いを受け継ぎ、育てた心をこれからも信光園の心として、200名の職員みんなと共に育てています。そして、地域の皆様より、あそこに「こども園」があるから、ここに「のせの里」があるから、安心して暮らせると思っていただけるように、地域に根差した施設としてこれからも励んでまいります。